2002年、山岳会初山行。
お正月恒例の六甲山系、風吹岩(芦屋ロックガーデン)へ
メンバー5名で出発する。
青春キップを使いJR中庄駅、午前6時2分発に乗り込み
網干駅へ向う。
途中、網干駅で新快速へ乗り換え、JR三ノ宮駅へ午前8時30分着。
ここで普通電車へ乗り換え、JR芦屋駅へ。
午前8時50分、芦屋駅から住宅街を抜け
阪急芦屋川駅へ向う。
JR芦屋駅より出発 阪急芦屋川駅前を北へ

阪急芦屋川駅からは、芦屋川沿いに高座ノ滝を目指す。
ここからは沢山の登山者と一緒に進むが、この頃より
小雨が降り出した。
天気予報では晴れのち曇りだったが、丸っきり外れだ。
仕方なく、レインウェアを着込み
高級住宅街を抜け、道が車道から石段へ変わると
茶屋を通り、高座ノ滝へ着く。
住宅街を進む 茶屋を通り過ぎる

高座ノ滝では沢山の登山者が休憩している。
我々もトイレ休憩を取り着衣を調整し、この後の急登に備える。
滝の手前の小橋が登山口で、階段状の岩場を登って行く。
高座ノ滝
(藤木九三のレリーフ:左上)
ここが登山口

中央尾根登山道は荒々しい急な岩場になり
足場を探して攀じ登る。
しかし、雨に濡れた岩はよく滑るので気持ちを引き締める。
途中にはクサリ場もあり、コース的には楽しめるが
レインを着ている為か、暑くて汗が噴出してくる。
岩を攀じ登る クサリ場

高座ノ滝から岩を登ること約10分で、ロックガーデン案内板へ
着く。ここからの展望は良いが雨の為
少し霞んでいるのが残念だ。
取り合えず記念写真を撮るが、吹きつける寒風で汗が冷え
寒いの何の。
良く見ると何時の間にか小雨が雪へと変わっている。
ロックガーデン案内板 大阪湾方面の展望が良い

岩場はしばらく続くが、送電線の鉄塔まで登ると
岩場は終わる。
ここからはゆるやかなアップダウンの尾根歩きで
左手にピラーロックを見ながらの快適な歩きだ。
ちょっと一服 ドンドン岩尾根を登る
岩場から尾根道へ ピラーロックを見下ろす

ロックガーデン案内板から約40分で鉄塔の建つ、風吹岩へ着く。
ここからの展望も素晴らしいが、降りしきる雪と寒風で
無茶苦茶寒い。
送電線も寒風にブォンー、ブォンーとうなっている。
天気さえ良ければ沢山の登山者がここで展望を楽しみながら
昼食にするらしいが、今日はそうもいかない。
風吹岩 風吹岩からの展望

風吹岩から六甲山最高峰へは、東お多福山を越え
2時間足らずで登れるが、今日は天候が悪いので
我々は金鳥山経由保久良神社コースへ下る。

初めは山道らしいが、休憩所からは石段に変わり
どんどん標高を下げて行く。
「太陽と緑の道」
案内板
金鳥山へ進む
休憩所からは
石段に変わる
下りの展望

風吹岩から約55分で保久良神社へと下る。
午前11時33分着。
初詣(私は喪中のため出来なかった、涙・・)を済ませ
境内をお借りし、昼食にする。
今日のメニューは鍋焼きうどん。
汗をかいて冷えた身体には有り難く、美味しく頂いた。
保久良神社 境内で昼食

食後はメンバーが作ってくれた、おしるこをご馳走になり
気力、体力とも回復、JR摂津本山駅を目指し下る事にする。
何時しか雨も止み、青空が覗いている。
保久良神社からは車道を下り、住宅街を抜け35分で
JR摂津本山駅へ着く。
当駅は新快速が停まらないので、普通で三ノ宮駅へ行き
新快速へ乗り込み、倉敷へと帰った。
保久良神社からの展望 JR摂津本山駅
JR芦屋駅 → 高座ノ滝 → 風吹岩 :約1時間50分
風吹岩 → 保久良神社 → JR摂津本山駅 :約1時間30分

六甲山系には過去何回か来ているが、晴れたのは一回だけ。
どうもメンバーに雨男が居るらしい(笑)

春先には六甲全山縦走計画の続きが、決まっているので
早いとこ雨男を見つけなければ・・・(笑笑)

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